小沢一郎 独占インタビュー【第2弾】

ゲンダイ的考察日記
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「雇用を守れ!大企業の勝手は許さない」

民主党代表選の立会演説会やテレビ討論の場で、小沢一郎が強く訴えているのは「中央集権体制から地方主権、地方分権への変革」である。根本の仕組みを変えれば、政治も経済もドラスチックに変わるという。しかし、小沢の頭の中は、地方重視がすべてではない。「中央政府にはもっとやるべきことがある」という。小沢は日本をどう変えてくれるのか。本紙独占インタビューの第2弾――。----------------------------------------------------------------------

派遣、非正規社員には規制が必要

「日本は明治以来、追い付け追い越せでやってきた。だから、中央が主導するのはしょうがない。戦争は負けたにもかかわらず、官僚は生き残った。軍人官僚は潰されたけど、行政官僚は生き残ったわけです。戦前より官僚支配は強まったんじゃないですかね」

生活の隅々まで中央官僚が口を出す。ヒモ付き補助金で権力や利権を握り、ムダを削ろうともしない。これじゃあ、国はもたなくなる。「地方にできることは地方へ」という小沢には焦燥感がにじむ。中央の官僚には、「もっと天下国家を考えて欲しい」と言うのである。

「50万円や100万円の補助金を計算してね、おまえにいっぱい付けたとか付けないとかやっている。お役人に言うんですよ。『あんたらね、青春を犠牲にして一生懸命受験勉強して、国家試験受けて、そんな誰でもできるようなことをやってても面白くないだろう。もっと天下国家のことを考えろ』と。優秀な役人ほど、分かっている。だけど役人には自らを変えることができない。だから政治が変えなければいけないのです」国がやるべきことは何なのか。

「年金、社会保障、食糧や雇用のセーフティーネット。特に雇用はあまりにも自由にさせちゃったでしょう。臨時でボンボン雇って(景気が悪くなると)クビ。非正規とか派遣の雇用については、社員の何パーセントとかという規制をかけていいと思っているんです」

大企業に対しても厳しい。

「今、円高でしょう。大変だと騒ぐけど、大企業はみんなリスクヘッジしています。問題は、円高だということを理由にリストラしたり、下請けをたたいたり、弱いところにしわ寄せがいっちゃうことです。勤労者や関連企業に、もっと分配させることが必要です。これは法律でできるかどうかは別にして、強力にそうさせなきゃいけないと思っています。そうすれば、雇用の問題もかなり解決できるのですよ」

今の外務省は全然ダメだ

菅政権は、経済界の要望を受けて、法人税率の5%引き下げを検討しているが、これも否定的だ。

「日本の法人税は、それだけを見れば高いけれど、社会保障を含めれば、欧米より会社負担は少ないのです。小泉政権の時に、成長産業を育て、全体のGDPを押し上げれば、結果としてみんなの所得が上がると言ったけれど、ウソだった。あの時、企業は高成長を維持していたのに一般の勤労者の所得は7、8%減っている。増えたのは株主と経営者の所得だけ。つまり弱者のためにセーフティーネットを用意した上での自由競争でなければならないのです」

小沢は中央政府がやるべきこととして「危機管理」も挙げた。

「日本国憲法以下、日本の法体系には『危機管理』というものが一切ないのです。閣議中に、テロか何かあって、総理や大臣が全員死んだら誰が日本の政治をやるんですか?国会が開いている時は、新たに総理大臣を選べばいいけれど、閉会中だったらどうするんだと。他にも、金融危機、エネルギー危機、いろんな意味での経済危機。戦争に至るのが最大の危機ですが、テロも含めて、危機はいっぱいあるわけです」

中央官庁がやるべき仕事は、むしろこちらだというのだ。

小沢は「今の外務省は金ばかり使って全然ダメ。外務省が一番いけないと思いますね」とも言った。

外務官僚は震え上がるのではないか。

1~3期生でリーダーを育てる

さて、小沢の変革への情熱はよくわかった。それを支える政治家はいるのだろうか。

「今の1期生、2期生、3期生。ここから次の世代のリーダーを育てたいと思っています。今、幹部になったり大臣になったりしているのは、5、6期生でしょう。旧民主党や旧さきがけから、トントンと上がってきた人たちなんですね。だから、ぞうきん掛けをしていない。基礎的な資質に欠けていると思うんですよ」

小沢が目指す改革は、菅がやっているような対症療法ではない。明治以降に続いてきた中央政権による官僚統治システムを壊す“革命”だから旧体制や既得権益に安穏としてきた層から攻撃を浴びる。

しかし、このままでは日本がダメになるのは、誰の目にも明らかなのだ。次の世代に新しい日本をバトンタッチするためにも、政治生命をかけた小沢の決意に託してみるべきである。

(日刊ゲンダイ 2010/09/07 掲載)

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「失敗したら、殺されてもしょうがない」―。

そんな覚悟がなければ、この国は変えられない。変わらない。

これだけの覚悟をもった政治家が他にいるか!

何としても小沢さんを総理大臣に…!

— posted by 管理人 at 04:47 pm   commentコメント投稿 [0]  pingトラックバック [0]

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