「大飯原発ストレステストは妥当」 傍聴者排除し推進派だけのイカサマ専門家会議

田中龍作ジャーナル

2012年1月18日 22:34  田中龍作ジャーナル

 関西電力大飯原発3~4号機のストレステストをめぐって原子力・安全保安院が専門家からの意見を聴く会議が18日開かれたが、市民の傍聴を排除しようとしたことから一時紛糾した。

 会議は別室で開かれ、原発再稼働に慎重な専門家の出席もなく推進派だけで粛々と進んだ。推進派のうち3人の専門家委員は原発メーカーから多額の献金を受けていることが明らかになっている。再稼働を認めるためにあるような会議なのである。イカサマと言わずに何といおう。

 昨年8月北海道電力泊原発の再稼働を認めた原子力安全委員会のデジヤビュを見る思いだった。保安院は関西電力から提出されたデータをお経のように読みあげた。結論は「関西電力のシビア・アクシデント対策は有効」だ。

 傍聴者もいなく、メディアも記者クラブがほとんど、フリーは筆者を含めほんの数えるほどだ。専門家委員の一人で原子炉の設計技師だった後藤政志さんは、一貫して原発再稼働に否定的だ。後藤さんら2人の専門家委員は「会議の透明性が担保されていない」として別室での“秘密会議”をボイコットした。

 会議が推進派だけで粛々と進むのは道理だ。後藤さんら慎重派が出席したとしても議事進行を理由に、慎重派の意見はまともに取り上げられない。こうした現実を公にするためにも、後藤さんは「傍聴者を入れるよう」求めて譲らないのである。

 経産省は警察官だらけだった。ロビーには制服が、会議の会場階には私服がべったりと貼りついた。エレベーターには制服と私服の両方がいる。ものものしい警備ぶりだ。警察に守られなければ開けない会議にどれだけの意味があるというのか。

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セシウム速報  1月15日、セシウム降下物急増  武田邦彦 

武田邦彦(中部大学)

福島のセシウム降下物がやや落ち着いて来たと思ったら、1月15日に再び跳ね上がり、約200ベクレルを観測しました。「ゆるい警戒」を続けてください。範囲は宮城県南部から福島、茨城、千葉、栃木北部と考えられます。

警戒は、風の強い日のマスク、洗濯物は取り込むときに叩く、外出から帰ったら玄関に入る前に衣服を叩く、そろそろ水道に出る可能性もあるので発表データに注するなどです。子供は背が低いので、大人より被曝しますので、長期間の外の遊びなどはしばらく止めた方が良いでしょう。

関係者は「地面に落ちたものが風で飛んだ」と言っていますが、すでに1月2日から2週間も続いていて、風の弱い日もありますので、不明です。ただ、200ベクレル(1平方メートルあたり)と言いますと、キャベツが4つぐらいが植わっている面積ですから、5日続くと新基準では出荷できないような降下量です。

(降下量の測定は直径1メートルほどの平たい「たらい」のようなもので降下物を受けて測定していますから、野菜の上や川にも同じように降っていると思います。原因を花粉、風、4号機、雪、瓦礫の焼却、家庭ゴミの焼却など広く、あたっていますが、今のところ「飛散している」のは間違いないのですが、その原因までは特定できていません。)発表が2,3日遅れるので、発表を待っていたら被曝します。その分だけ、やや注意をしてください。

(平成24年1月18日)

武田邦彦

— posted by 管理人 at 10:28 am   commentコメント投稿 [0]  pingトラックバック [0]

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