小沢元代表処分解除決定 「言うだけ番長」赤っ恥
(日刊ゲンダイ2012/5/8)
実力アピールを狙うもカラ回り
きのう(7日)の民主党役員会で、小沢元代表の党員資格停止処分を解除することが決まったが、赤っ恥なのは前原誠司政調会長だ。
4月26日の無罪判決以降、事あるごとに「日本は三審制だ。推移を見守ることが大事だ」と小沢の早期処分解除に反対を唱えてきた。
きのうの役員会でも、指定弁護士が9日に控訴するかどうかの最終判断をすることを踏まえ、「もう少し待ったほうがいい」と主張。ところが、賛同した役員は数人だけ。輿石東幹事長に「挙党一致を築くことの方が重要」と一蹴されてしまった。
「役員会終了後、露骨に不機嫌そうな顔で出てきました。われわれ番記者のぶら下がり取材にも応じず、逃げるように議員会館へと帰っていった。途中、『私は、処分解除はまだ早いとしっかり言った』と強弁だけはしていましたね」(担当記者)
相変わらずの「言うだけ番長」ぶりだ。最近も、前原は派手なパフォーマンスや無責任な発言で、党内からヒンシュクを買っている。
4月29日から5月4日までロシアを訪問。ラブロフ外相と北方領土問題について会談したが、5月7日にプーチン首相が大統領に復帰する直前の訪問だったため、「新政権発足を控えたこのタイミングに、なぜ外相でもない政調会長が訪問するのか」「外交が得意というのを自慢したいだけ」との批判が相次いだ。
またロシア滞在中、問責を受けた2大臣について、「野田首相は社会保障と税の一体改革に政治生命をかけると言っており、常にべストの判断をされると確信している」と発言。交代を促したが、これも野田が「交代の必要なし」と言った後だっただけに批判を浴びた。
「野田首相や玄葉外相より自分の方が実力が上、というのを見せたいのでしょう。9月には民主党代表選がある。前原さんは今度こそ勝って首相になりたい。
今のうちに実力をアピールし、中間派や『反小沢』議員の支持を集める狙いもある。今回、小沢元代表の処分解除に反対したのも、『反小沢』議員の支持を得られるという計算があったはずです」(政治ジャーナリスト・小谷洋之氏)
だが、やることなすこと全てカラ回り。「番長」はいつまでも成長しない。
[カテゴリ別]
[月別]
[検索]








コメントありがとう