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誰が見ても野田政権は異常 期待される小沢一郎の野田つぶし

日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
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誰が見ても野田政権は異常 期待される小沢一郎の野田つぶし

(日刊ゲンダイ2012/5/7)

だが何か怪しい動きを見せている検察代理人を請け負っている指定弁護士3人のうす黒い背景

◆内閣支持率わずか20%、連休中に何の用もないのにほとんどの大臣が外遊、円高は進み株価は下落、デフレ克服の策もなく、ひたすらオバマのご機嫌を取り、消費増税に反対する100人以上の民主党議員に絶対従ってもらうと独裁気取り

【消費増税などできるハズもないが国民の60%が反対しても強行するという強権政治が民主主義のこの国でなぜ許されているのか】

今度の連休中、野田内閣の9閣僚が海外に行った。

野田首相は米国、岡田副総理はバングラデシュなど南アジア、安住財務相はフィリピン、玄葉外相は中東やアフリカ……といった具合だが、何を考えているのか、と思ってしまう。

それなりの日程を組んではいたが、どこもかしこも緊急性ゼロ。ハッキリ言って、どうでもいい外遊ばかりだからだ。その証拠に、「民主党政権では初」という野田の訪米ですら、てんでニュースにならなかった。他の閣僚なんて、数行のベタ記事扱い。担当記者を引き連れての「物見遊山」ということだ。

だったら、被災地でも行ったらどうだ。自分たちの無能のせいで、今なお、ガレキがどうなっているのか。被災者の暮らしは改善したのか。「自分の目で確かめてこいっ」と言いたくなる。

「まったくです。日本が今、どういう状況なのか。閣僚が外遊できる平時なのか。それを問うべきです。全閣僚が全国行脚し、消費税引き上げの説明に行く選択肢もありました。野田政権はそれに命をかけているわけでしょ。それなのに、多くの国民は反対している。だったら、命がけで理解を求めればいい。しかし、そんな面倒なことはせずに、我も我もと外遊する。閣僚が行けば、相手もそれなりの対応をしてくれるからです。権力の成り金趣味というしかない」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

◆米国はドジョウを利用しているだけ

だから、この政権はトチ狂っているのである。国民のことなどソッチノケで、ただ目の前の権力を維持し、謳歌することしか考えていない。違うと言うなら、なぜ、大臣がこの時期、のんびり外遊などしていられるのか。連中が遊んでいる間にも円高、株安が進み、連休中には規制緩和のせいで痛ましいバス事故も起きた。即刻、国交省は対応すべきなのに担当大臣は問責を食らって動けない。

野田首相はというと、オバマ大統領にスリ寄り、ホワイトハウスでの首脳会談に舞い上がっているのだから、イイ気なものだ。

この能天気というか、緊張感の欠如はやっぱり、尋常じゃない。

「本来であれば、支持率2割台という数字に悶絶しているところです。しかし、野田首相は国民の6割が反対し、党内の半分近くが異議を唱えている消費税引き上げに血道を上げ、訪米では『日米同盟はアジア太平洋地域の平和、安全、安定の礎であり、あらゆる能力を駆使して役割と責任を果たす』と誓ってきた。これは米軍が要求しているグアム移転費用の日本負担増にきちんと応えますよということです。オバマ大統領は、そんな野田首相を見て、『TPPでは自動車、保険、牛肉では譲歩しろよ』とネジを巻いた。なるほど、米国が久しぶりの公式首脳会談の相手に野田首相を選んだ理由が分かります。米国にすがるしかない野田首相であれば、何でも言うことを聞くと思っているのでしょう」(外交事情通)

もう、この政権の正体は完全に見えた。直ちにぶっ潰すしかないのである。

◆狂気の暴走止められるのは小沢一郎だけ

狂気の亡国内閣の暴走を誰ならば止められるのか。野田と陰で大連立のヒソヒソ話をやっている自民党は論外として、やっぱり、ここは小沢一郎・元民主党代表に期待がかかる。

消費税増税に明確に反対、野田が引っ込めなければ、倒閣も辞さずの姿勢を鮮明にしているからだ。

小沢はきょうにも党員資格停止が解除になるとみられる。そうしたら、思う存分、暴れて欲しいが、野田はこんな予防線を張り出している。

「何びとたりとも党員であるならば、その方針に従っていただきたい」

小沢が党員に復帰するのであれば、消費税引き上げに反対するな、ということだ。消費税法案を含む社会保障と税の一体改革法案は党内の事前審査を経て、閣議決定した。正式な手続きを踏んでいるのだから、「従え」というのだが、ちゃんちゃらおかしい言い草だ。野田の言う「事前審査」は3月28日の未明、唐突に「一任をいただきたい」と宣言した前原政調会長によって打ち切られた。会場内は怒号が飛び交い、騒然となった。前原は横にあったかばんを引っつかむと出口に向かってダッシュ。しかし、そこに小沢系の議員が複数いたため別の出口から逃げるようにして会場を出た。増税慎重派は午前4時ごろ、国会内で記者会見し、異常な打ち切りだったことを暴露した。どこが「正式手続き」なのか、聞きたいくらいだ。

◆党員ならば野田首相こそ約束を守れ

慎重派の川内博史衆院議員(写真)が言う。

「事前審査は昨年暮れ、野田首相も出てきてまとめた税制改正大綱を前提に議論が進められました。その際、野田首相は消費税引き上げの前提として、国会議員の定数削減、公務員人件費の削減の実施を約束し、経済成長を条件にすることや与野党協議をすることを約束した。しかし、これらの約束は何一つ、守られていないのです。だから、事前審査の際、数十人の国会議員が『審議が打ち切られた上での一任は絶対にしない』と文書を作って署名し、前原政調会長に提出した。前原氏は『ご意見として承る』と言ったので、私は『意見ではなく意志だ』と言った。前原氏は『ご意志として理解します』と言いました。つまり、前原氏は一任を得ていないことを分かっている。野田首相が約束を守れ、と言うのであれば、『あなたこそ、自分がした約束をちゃんとやれ』と申し上げたい」

これが真相なのである。それなのに「党の方針」を強調、「逆らうな」と凄む野田。支持率2割のくせによくやる。まさにトチ狂った独裁者だ。おそらく、野田には国民の声が届いていない。増税賛成の大メディアと財界の意見しか聞かないからだ。彼らは野田に「がんばれ」とか何とか言うのだろう。で、単細胞のドジョウは「その気」になる。大バカ野郎だ。法大教授の五十嵐仁氏もこう言っている。

「野田執行部がいくら、党の方針に『従え』と言っても無理でしょう。そこには大義名分も説得力もないからです。大義名分とは民主党内での意思決定手続きです。それが固まっていないのだから、こうした混乱を招く。加えて、説得力です。消費税引き上げはもともとマニフェスト違反で、有権者に説明できない。当然、いまも多くの世論が反対している。だから党内でも100人以上の議員が慎重姿勢なのに、問答無用で従えというのは、政治判断として間違っています。原発や震災対応を置き去りにして、政治生命を賭すことなのか。首相としての資質に疑問を感じざるを得ません」

◆飛び交う小沢裁判控訴情報の怪しさ

要するに首相失格ということだ。こうなったら是が非でも小沢に野田を潰してもらうしかないが、そうしたら、「小沢裁判は続く」「指定弁護士は9日に控訴する」なんて情報が乱れ飛んでいる。

検察官役の指定弁護士3人は当初、「負担は大きかった」「正直つらいところもある」とこぼしていた。業務に費やした時間は800時間以上だが、報酬は最高120万円。これじゃあ、指定弁護士だってやってられない。よっぽどの新事実がなければ、控訴してもしょうがないが、2日に協議した後は「ぎりぎりまで検討する」なんて言い出している。これも権力中枢の圧力なのか。

まさかの小沢控訴になったら、またぞろ、政治空白ができてしまう。官僚と米国は高笑いし、ドジョウにも延命のメが出てくる。これだけは本当にもう勘弁だ。

— posted by 管理人 at 03:39 pm   commentコメント投稿 [0]  pingトラックバック [0]

国民の60%が反対の増税の行方 それは日米安保騒動以来の岐路

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国民の60%が反対の増税の行方 それは日米安保騒動以来の岐路

(日刊ゲンダイ2012/4/16)

この国の民主主義が試されている重大なとき

【野田政権がファッショさながらの強権を振るうなら、小沢、亀井、清水など反対派はどう行動するのか】

「民の声に従うのが民主主義の基本。野田首相は原理原則を踏みにじっている」

法大教授の五十嵐仁氏(政治学)が憤った。

マスコミの世論調査によると、国民の6割は消費税増税案に反対だ。読売で57%、毎日は60%、産経・FNNは59・1%が、「法案成立に反対」と答えている。民の声に従えば、消費税増税はご破算にすべき。先達の英知が生んだ民主主義を順守すれば、結論は明白である。

ところが、野田にその気はない。いくら反対されようが、「重大な決意をもって臨んでいく」「会期の中で成立を期す」と、民意に反する増税に突き進む。ファッショさながらの強権を振るうつもりである。

「野田内閣は国民に支持されていません。世論調査を見ても、支持率は3割を切っている。不支持率は、その2倍です。民主主義のルールでは政権の存続は許されません。即刻、退場です。それなのに政権は維持され、みんなが反対する政策まで強行しようとしている。支持されていない政権が、支持されない政策を実行する――そんなあってはならないことが起きているのです。日本の民主主義は歪められた。正常な姿ではありません」(五十嵐仁氏=前出)

民主党は政権奪取に際して「政治主導」を掲げた。国民が選んだ政治家が統治するという当たり前のシステム。投票の材料はマニフェストだ。マニフェストを基に、何をやって何をやらない候補者か、を理解した上で判断する。選ばれた側は、マニフェストにのっとった政治を実行する使命を負う。これが真の民主主義、国民主権を実現する道とされた。

◆民意を恐れない野田の背信

政治主導は「国民の生活が第一」につながる。そう訴える民主党の主張は分かりやすかった。09年衆院選の圧勝は当然の結果である。

だが、野田は「国民の生活が第一」を放棄し、道を踏み外した。有権者はマニフェストを信じて民主党に投票したが、野田はマニフェストにない増税に邁進している。どんな弱みを握られているのか知らないが、財務官僚の言いなりになり、命をかけて背信行為に手を染める。とても正常な判断ができる状態とは思えない。

「民主党も自民党も、執行部の本音は増税賛成です。選択肢が限られる小選挙区制で、2大政党の政策は似たり寄ったり……。これでは野田首相が民意を恐れるわけがない。消費税が選挙の争点にならないなら、たんまりカネを召し上げたい役人と、仲良くやればいいだけ。悲願の消費増税で利権拡大を目指す財務省の振り付け通りにしていれば、自らの延命を図れると考えているのです」(民主党関係者)

増税強行は民主主義の否定だ。「国民の生活が第一」を葬り去り、知らんぷりをする。

残るのは自民党政権時代から続く官僚統治。「役人天国ニッポン」である。

【小沢、亀井で目を覚ました国民】

国民は消費増税の本質を知るべきである。

日本は世界最大の債権国だ。国民の金融資産もたんまりある。国債を発行しても、金利は上がらない。ギリシャとは似ても似つかないし、税率アップも不要である。「財政危機」はフトコロを肥やしたい連中の方便だ。インチキ増税は、何としても食い止めなければならない。

やはりカギを握るのは、民主党の小沢一郎元代表と亀井静香前国民新党代表といった増税反対派の動きである。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

「小沢グループの役職辞任や連立離脱を主張した亀井氏の行動は、法案の国会提出を止められませんでした。でも、増税阻止に失敗したわけではありません。インパクトの大きさは、野田内閣の支持率下落に表れています。一連の騒ぎで『やっぱり増税はおかしい』と目を覚ました国民が増え、支持率はストンと落ちた。2割を切るのも時間の問題でしょう」

支持率10%台なら、いくら役人がバックにいてもムリだ。内閣は持たない。

「何とか踏ん張ったとしても、6月の会期末は政局です。公明党も終盤国会の内閣不信任案提出を口にし始めた。小沢さんも勝負に出ます。70人ぐらい引き連れて賛成に回るでしょう。そのためにグループの結束を固めている。亀井さんも、反増税勢力をつなぐ接着剤となり、野田政権の暴走を食い止めようとするはずです」(鈴木哲夫氏=前出)

政治評論家の有馬晴海氏も言う。

「亀井さんはドリームチームを目指している。石原慎太郎、小沢一郎、鈴木宗男、橋下徹、河村たかし、大村秀章といった面々を結集し、第3極をつくろうとしています。もちろんお山の大将の大同団結は現実的ではない。好き嫌いもあるから、ギクシャクします。政党として一緒になることはないでしょう。ただ、形はどうであれ、連携は可能。みんなの党も巻き込んで、民主でも自民でもない連合体をつくり、景気対策に乗り出すハラです」

◆増税賛否で日本の将来が決まる

経済界も声を上げる。消費税が戻される輸出企業が多い経団連は、増税に大賛成だ。いまか、いまかと成立を心待ちにしているが、死活問題となる小売業界は反発している。日本チェーンストア協会の清水信次会長やセブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長らは、「景気を冷やす」と批判。野田政権に異を唱えている。

「民主党は予算の組み替えで財源を捻出すると訴えてきた。それなのに組み替えをやらず、増税に踏み切るという。とんでもないインチキです。流通業界がカンカンになるのもムリはない。それでもまだ様子見なのは、法案は成立しないとみているから。自民党が賛成に回る可能性が出てくれば、目の色を変えて行動を起こします。特に清水さんは、中曽根内閣が目指した売上税を潰した実績がある。その気になれば、中小企業も巻き込み、世論を喚起するでしょう」(経済ジャーナリスト・松崎隆司氏)

国民生活か、役人天国か。消費増税への賛否は、日本の将来を大きく左右する。それは日米安保騒動以来の岐路にあるといっていい。

— posted by 管理人 at 01:13 pm   commentコメント投稿 [0]  pingトラックバック [0]

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